1958年創立と、長い間動物愛護の精神を広める活動を続けている「公益財団法人・神奈川県動物愛護協会」が主催する写真展が、9月1日~3日にかながわ県民センターで行われました。
会場に入ると、まずは協会の歴史のパネルが。
終戦13年目という、まだ日本が「なべ底不況」と言われた時代から、動物愛護の活動を始められているということ、動物を取り巻く環境の変化などが記されていました。
続いては、ベストショットコンテストのコーナーへ。
施設に暮らす動物たちの写真の中から、お気に入りをアンケートに記入して投票するスタイル。1枚1枚に書かれた愛情溢れるコメントに、心があたたまります。
ご長寿キャットも!
さらに会場では、施設にある動物たちのお見合い写真集ならぬ「Nekostagram」が。
こちらも愛情&観察力高いコメントで、それぞれの動物たちのチャームポイントが表現されていました。
その他、チャリティーグッズやバザー、オリジナル動画の上映などが行われていましたが、その中で気になったのがこちら。
協会が60年の活動をもとに、満を持して始めた「動物福祉検定」です。なんとテキスト(教科書)をつくるのに2年を費やしたということで、動物を愛する人にはかなり興味深い内容なのではと思われます。次回の試験は10月だそう。記者も受けたいですが、10月だと勉強が間に合わなさそうです……。
動物愛護法の改正や保護猫カフェの普及など、少しずつ前進している動物愛護の世界ですが、この協会のような人たちの地道な活動がベースにあることを、改めて感じる機会でした。
神奈川県動物愛護協会 http://www.kspca.jp/
公式ブログ http://kspcanyandabo.ciao.jp/
(TEXT / KIRACO)
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